
投稿者プロフィール
- 性別:男性
- 転職時社会人歴:6~8年目
- 前職:東京海上日動火災保険株式会社
転職時年収:1280万円
部門・職種・役職:企業営業部・課長代理
業務内容:担当業界における企業リスクのアンダーライティング、保険提案、ビジネス企画など - 転職先:外資総合コンサルティングファーム(戦略)
転職時年収:1400万円
部門・職種・役職:戦略・シニアコンサルタント
業務内容:プロジェクト単位(クロスボーダーM&AのDD/PMI、金融企業のグローバル戦略の見直しなど)
在籍期間:0~2年目
現在もしくは退職時の年収:1400万円
転職を考えたきっかけ
自身の市場価値の向上、及びその価値にあった年収が欲しかったため。前職では企業営業や企画部門で比較的良いキャリアを歩ませてもらってきたが、他の同期との年収差はほぼなく不満だった。同じ部署で活躍する先輩方で、英語が堪能であったり、顧客とのビジネス創出に長けていたりと非常に優秀だったが、管理職になれていない方もおり、自身もこうなる可能性があると思うと、早いうちに、損害保険業界以外でも通用するスキルを身に着け、会社の出世の基準などに影響を受けないキャリアを歩みたいと考えたため。
転職時に重視したポイント
東京海上日動を辞めた際に引けを取らないブランドがある企業であること、自身の市場価値が上がる経験を積めること、年収を大幅に上げることが可能な業界であること、を踏まえてコンサル領域に絞って転職活動をおこなった。
特に転職時の年収というよりは、転職後の年収の上がり幅を意識しており、自身の35歳で2000万以上は稼ぐということを漠然とした目標としていた。なお、実際に入社した企業は東京海上の先輩もおり、具体的な年収推移や業務内容を知れたことも入社のきっかけであった。
入社後のGap有無
Gapは特にない。非常に厳しい環境だが市場価値が上がっていく実感があり、実際に既に多くのスカウトが来るようになっている現状を考えると転職した目的は果たせていると考える。
また、年収についても2000万円はもっと早く達成できそうであり、この点もGapはない。そもそも、事前に東京海上時代の先輩に色々話を聞かせていただいたり、同僚の方を紹介いただくことができていたため、情報収集は他の方よりもかなり実施した上で入社できていると考える。
そのほか、転職後に苦労した点/後悔した点/不満な点
コンサルのお作法ともいえる議事録や資料作成には最初はかなり苦しんだ。また、自分が強みにしていた語学力についても、リサーチやインタビュー時に少し苦労することも多く、ネイティブレベルの同僚と比較して遅れをとってしまっている。この点は、入社前に考えていなかった苦労ポイントであった。
そのほか、転職して良かった点
もともと、GAFAMや総合商社などの所謂大手に行くことが正解と思っていたが、周りの同僚が聞いたことのないスタートアップに転職していく姿を見て、キャリアの可能性について認識することができた。自身も起業やスタートアップでの経験をしたいという次の目標を持つことができており、この点は転職して良かった点と考える。
転職満足度とその理由
星3つ ★★★☆☆
今のところは耐えれているが、業務負荷が想定していたよりも高く、少し後悔することもあるため「普通」の評価。東京海上時代の同期と飲むと、深夜残業は減ってきたと知り、正直戻りたいと思うこともあった。
一方、ネイティブの語学力が当たり前で、自分よりも若い優秀な同僚としのぎを削れる環境は貴重であり、東京海上にとどまっていたら積めない経験であったと考える。この環境でしっかり成長すれば、次の挑戦が出来ると思うと転職して良かったと思う。
これから転職する人へ一言
当然だが、東京海上に入れた=優秀ということではない。ましてや、東京海上でトップ層にいないと戦略コンサルでは通用しないため、生半可な気持ちで「とりあえずコンサル」は危険であることを強く提言したい。「もっとお金を稼ぎたい」という思いで転職したが、東京海上でしっかり出世街道にのり、インパクトの大きなビジネスを行っていたほうが幸せと思うこともあるため、自身の人生の目的は何かしっかり見極めて転職することをお勧めする。
利用した転職エージェント
- コンコードエグゼクティブ
- ムービン
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