損保社員の「転職したいな」のモヤモヤはどうやったら消えるか?!

コラム

せっかく入社した損保辞めたくなる?!

 損害保険業界、特に東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパンのような大企業で働いていても、「恵まれた環境であることは百も承知だが、このままでいいのか?」という正体不明のモヤモヤを抱えることがありませんか? 東京海上日動などはOpenWorkで全社中上位1%に入るような高評価(4.15点)を得ている企業に身を置いていても退職者/転職者が多く出る時代です。「モヤモヤ」を感じること自体は自然なことと言えます。

「モヤモヤ」の正体

なぜ、私たちは「損保」という安定した会社で「モヤモヤ」を感じてしまうのか。職場に嫌な人がいるなどの個別要素を排除した上で、その原因を整理してみました。

損保社員が抱える「モヤモヤ」の正体
各種口コミやアンケート結果を分析すると、損保特有の「3つの壁」が見えてきます。

「キャリア」を自分で決められない不安
 
多くの社員が挙げるのが、3年に1度程度の頻度で発生する異動です。「同意なしの転勤なし」という制度変更の動きもありますが、キャリアや通勤時間/居住地を自身でコントロールできないことが、ライフプランのモヤモヤを助長しています。「いきなり営業/支払に行かされたらどうしよう」「地方勤務いやだ」「転勤がない職種を選んだが故に通勤時間1時間半はおかしい」という声をよく耳にします。実際、商品部に10年弱いた人がいきなり地方の支払部門(損サ)に異動するケースもあり、明日は我が身と身構えてしまいます。

「成長スピード」「市場価値」への焦り
昔に比べ残業も減り、少しずつ働きやすくなっている損保業界ですが、その一方「成長スピード」「市場価値」に疑問をもつ20~30代社員が増えています。一般的に、コーポレートや企画職以外どのような業界でも、ポータブルスキルが身についていると実感できている社会人は少ないものですが、損保業界でも例外ではありません。営業は代理店営業のため自身の営業力が本当にあるのか、支払/損サでは業務が特殊過ぎるなど、思い悩むケースをよく聞きます。

「待遇」への不公平感
これまでなんとなく受け入れられてきた男女の賃金格差。業務内容や負荷が明らかに異なっていた時代は問題が表面化しませんでしたが、損保ジャパンの女性社員(地域限定職の社員)も営業事務ではなく代理店担当するようになった時期(2010年代中旬~後半)から「同じ業務してんのに、転勤の有無だけで何でこんなに賃金格差があんねん」という主張が出てくるようになりました。同時期に東京海上日動や三井住友海上でも同様の声が出始めた感覚です。

出世をあきらめた全国転勤型/グルーバル型の所謂”おじさん社員”の給与が年収1200~1600万円であることを知ってやる気を失う社員も多いそうです。厄介なのは、総合商社とかで揶揄される”windows2000″とかと異なるのは、仕事をしていない癖にプライドは一流ということです。

また、最近質が落ちたと言われることの多い全国転勤型の若手社員の指導をする中で「すぐに年収抜かれることわかっているのに何で教えなあかんのか」という葛藤と、「全国転勤型なのにこんなに頭悪いんか」という落胆が地域限定職社員のやる気をそぐ結果になります。

<参考>
損保業界の「男女の賃金格差」の実態について | キャリオープン

どうすれば「モヤモヤ」が消えるか

結論、実際に転職する以外は「腹括ってこの会社で全力を尽くしてより良いキャリアを築く」もしくは「キャリアというものに人生の生きがいを見出すことは一切辞める(最近流行りの「静かな退職」?!)」のどちらかの決断に至るまでは「モヤモヤ」は消えないと考えます。

時間の経過とともにいつの間にか後者を選択しているケースもありますが、これではあまりにも人生が豊かになり得ないのではないかと思います。できる限り前者の決断、もしくは転職を決断すべきかと考えますが、前者の考えに至るにも、やはり転職活動を経てからの方が良いというのが個人的な考えです。

転職が全ての悩みを解決する万能薬ではなく、新しい職場でもまた新たな悩みが発生します。転職活動をすることで、他社の情報を収集して改めて今の職場が恵まれていることを実感できるケースもあると思います。1度転職活動をすると、転職しても現職に残るという決断しても「自分が選んだ道だから」と、自身の選択を正解にするための努力ができます。

是非、転職をした先輩方の経験談をもとに、自分の人生やキャリア観を見つめ直していただければと思います。
<参考>
転職後体験談 | キャリオープン

画像
出所:キャリオープンの転職後体験談を踏まえて作成

まとめ

「モヤモヤ」の正体は皆さまに当てはまったでしょうか。
「キャリア」を自分で決められない不安
「成長スピード」「市場価値」への焦り
「待遇」への不公平感
転職する/しないに関わらず、一度転職活動をすることで「前向きにキャリアに向き合う」きっかけになれば嬉しいです。(終わり)

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