
投稿者プロフィール
- 性別:女性
- 転職時社会人歴:6~8年目
- 前職:三井住友海上火災保険株式会社
入社年度:2014~2016年
転職時年収:630万円
部門・職種・役職:損害サポート部門・主任
業務内容:自動車事故対応など - 転職先:日系ネット損保企業(従業員数:1000~9999)
転職時年収:580万円
部門・職種・役職:損害サービス部門・SC職5等級(主任相当)
業務内容:自動車事故対応など
在籍期間:3~5年目
現在もしくは退職時の年収:610万円
転職を考えたきっかけ
①異動に伴い通勤時間が片道1時間半弱になったこと、②職場の雰囲気があまり良くなかったことです。
①は記載の通りです。結婚後に引っ越した先から近い拠点への異動を希望していましたが、全く違う遠い拠点に異動となり意味が分かりませんでした。普通に往復約3時間の時間が無駄になっていること、そこまで給与が高いわけではないにも関わらず、毎朝早く起きて出社する毎日に嫌気がさしました。
②は異動先に馴染む気が失せたためです。異動先では、ずっと同じ部内の損サ拠点にいるお局社員複数名が馴れ合い、その人たちの意見が尊重される傾向にありました。課長や課長代理も声の大きさに負けて、その人たちを評価するような発言が多く、そんな職場で頑張って馴染もうとか、そのお局社員たちの輪に入ろうと思えませんでした。
転職時に重視したポイント
損サしか経験していなかったため同業他社の損サに異動するしかないと考えていました。メガ損保間の転職はなんとなく避けてネット損保に行くこと、そして、実際の転職先の企業が第一候補でした。ネット損保は首都圏の拠点数が限られ、自宅から比較的短い時間で通勤できることを確認しており、通勤時間が短縮されるだけで転職の目的が果たされると思っていました。
一方、特に資格を保有している訳ではないので、自分が今後できる転職はネット損保への転職しかないと認識しており、その唯一の機会をこのタイミングで使うかどうかかなり悩みました。最終的には、このまま次の異動を待つという選択肢はないと判断し転職を決断しました。
入社後のGap有無
入社後のGapは特にないです。年収は下がりましたが想定していたよりもボーナスは多く問題ないです。勤務先も自宅により近い拠点に配属になった為、通勤がかなり楽になりました。往復1時間ちょっとなので、浮いた時間分年収が下がったと思えば全然納得できる水準です。
また、大きなギャップではないですが、メガ損保の全国転勤採用に相当するGS社員もかなりの事案数を担当していてびっくりしました。当然、チームリーダーとしてマネジメント業務も行っているものの、相当数の事案を担当し普通に電話対応を多くしています。その分CS社員などの担当者は支払可否も自分で判断して対応することが求められました。
そのほか、転職後に苦労した点/後悔した点/不満な点
実際に転職してみて、約款の内容やレンタカーの容認日数など頭に染み付いたMS時代の商品内容を忘れるのに時間がかかりました。システム面では、どっちもどっちという感じです。商品の差に慣れてくると、やっている業務は全く変わらず、ただ部署異動しただけという感じです。
そのほか、転職して良かった点
営業との調整がほぼないことは良かったと思います。ただし、一部募集だけをおこなう代理店もいるため、完全になくなるわけではないですが、大口顧客の場合に営業からトラブルを回避するよう要請が来たり、後から苦情が営業に入って、対応が問題なかったか精査されるようなことはないので、その点は気楽です。ただ、所謂苦情系は普通に来るので、あくまでも営業との調整がなくなる点のみは、ネット損保ならではだと思います。
転職満足度とその理由
星3つ ★★★☆☆
既に記載しましたが、やっている業務が同じなので、ほぼ部署異動のような感覚です。勤務地が近くなり退職リスクが減ったという点では転職の目的は果たせていますが、可もなく不可もない転職をしたと思っています。
これから転職する人へ一言
人生で何回も転職する人もいますが、損保業界の多くの人は人生で1回するかしないかだと思います。特にエリアコースの社員は転職せずに結婚などを機に辞める人が多いと思います。転職して思ったのは、どうせ退職するかもしれないなら、一度好きな業界や企業に入るのも良いのではないかということです。自分は同じ業界に転職しましたが、ダメ元で全然違う業界も幅広く受ければよかったなと少し後悔しています。「自分なんて」と思わずに色々挑戦してみてください。
利用した転職エージェント
- doda
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