
投稿者プロフィール
- 性別:女性
- 転職時社会人歴:3~5年目
- 前職:損害保険ジャパン株式会社
入社年度:2014~2016年
転職時年収:400万円
部門・職種・役職:保険金サービス部門(自動車)・役職無し
業務内容:保険提案 - 転職先:地方銀行(従業員数:1000~9999名)
転職時年収:330万円
部門・職種・役職:融資・一般
業務内容:融資事務(審査書類作成、契約書管理、保証管理など)
在籍期間:6年目以上
現在もしくは退職時の年収:410万円
転職を考えたきっかけ
本当にストレスが溜まったためです。保険金サービスの業務は、代理店、契約者、被害者(相手損保)、修理工場の間に挟まれながら調整・交渉する内容で、時には普通に怒鳴られます。「そんなことわからないやつが担当なのか」とか普通に言われます。担当する在庫数が200を超えることが普通になり、捌くというよりもただただ積みあがっていく感覚になってきて精神的に追い込まれてきたため転職することにしました。
転職時に重視したポイント
当時は実家に住んでいたため、親も納得する企業を探そうという思いで転職先を検討していました。地方だと、地場有力企業や地銀などしか候補がなく、結局金融繋がりで保険経験を評価してくださった今の会社に転職しました。
入社後のGap有無
- 言い方は悪いですが高卒の人と同じ業務をやることに衝撃を受けました。給与体系は異なるのですが、事務の業務は同じであり「あ、自分は高卒の人が出来る業務をやっているだけなんだ」と当時は思いました。
- 役職ががつくのが遅いです。社会人十数年でようやく役職がつきます。そもそも役職いつかないと年収が上がらないので、ずっと年収が低いままです。
- 地銀も総合職と地域限定職に分かれていますが、総合職男性の年収も低いです。損ジャ時代の全国転勤型はかなり年収が高かったので、こんなに差があることはギャップに感じました。
そのほか、転職後に苦労した点/後悔した点/不満な点
「入社後のGap有無」に記載した内容と被りますが、自分の年収がずっと上がらないという事実は受け入れがたく、後悔・不満な点です。有給もとらずに会社に人生をささげている上司の年収を知ったときに、この会社で頑張るモチベーションが下がってしまいました。
そのほか、転職して良かった点
窓口業務から融資の事務業務に移ってからは、財務的な勉強をしたり、融資業務における研修などにも参加させてもらえるようになり、専門的な知識・スキルを得られているという実感があります。
また、残業がほぼない点も良かった点です。申請が多く事務手続きが重なった際は残業することもありますが、月10時間以内がほとんどです。
転職満足度とその理由
星1つ ★☆☆☆☆
やはり年収の観点で転職しなければ良かったと思っています。当然、年収は下がること前提で転職しましたが、月収がちょっと下がるなという感覚だけでした。最初のボーナスが2か月分にも満たない額だったときは、半年分出ていた損ジャ時代と違い過ぎてショックを受けました。もちろん怒鳴られることもなくなり、保サ特有のストレスは減りましたが、あまりにも年収が少ない/上がらない状況のためこの評価にしました。
これから転職する人へ一言
損保は比較的規模が大きい会社が多いと思います。同じ金融機関でも会社の規模が違うと社風や待遇が全く異なります。これは実際に働いてみないとわからないと思います。
保サ時代に「こんな会社辞めてやる」という怒りに近い感情で決断してしまいましたが、自分ひとりで抱え込まず、もっと上司や同僚に助けを求めても良かったかなと思っています。偉そうなことを言ってしまいますが、大企業で働くということの貴重さをよく認識した上で慎重に判断すべきかと思います。
利用した転職エージェント
- リージョナルキャリア
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