
投稿者プロフィール
- 性別:女性
- 転職時社会人歴:3~5年目
- 前職:三井住友海上火災保険株式会社
入社年度:2014~2016年
転職時年収:440万円
部門・職種・役職:損害サポート・担当
業務内容:契約者が自動車事故を起きした際の修理手配や被害者(相手保険)との交渉など - 転職先:保険代理店(従業員数:~99名)
転職時年収:320万円
部門・職種・役職:保険事務・一般社員
業務内容:契約者の事故フォロー、契約関連の事務フォロー、経理など
在籍期間:0~2年目
現在もしくは退職時の年収:340万円
転職を考えたきっかけ
損サの仕事が嫌になったので。契約者からも被害者からも修理工場からも怒鳴られ、何のために働いているか分からなくなった。職場の皆さんが非常に良い方が多く、その点は支えだったけど、それしかなかった(あと、ボーナスも)。大学時代に途上国支援などを行っており、自分が大学時代に希望や夢をもって生きていたことを思い出し、働きはじめてからの生活とのギャップに愕然として、休日に涙が出たこともあった。
自動車営業部が嫌すぎて損サを希望したけど、損サも地獄だった。
転職時に重視したポイント
あまり何かを求めて転職したというよりも逃げるように転職したので、特段重視したポイントはない。英語が少しできたので、英語を使える仕事はないか転職エージェントにも相談したが、ビジネス英語の経験がないため難しいと説得された。
損サを経験していたのでコールセンタの仕事も紹介されたが、電話はこりごりだったので断った結果、損害保険の知識がある&PC業務などの事務ができる、というスキルを踏まえて保険代理店に転職した。
他にも、メーカーの営業などもダメ元で応募したが、どれも書類で落ちるか、一次面接で落ちてしまった。
入社後のGap有無
全てに期待せずに転職したのでGapはない。保険会社に勤めていると、保険代理店の募集人は、契約者のことなんて本当はどうでも良くて、契約を守ることに必死なだけ、保険知識を学ぼうとせずに、自身の保険の知識の無さを棚に上げて保険会社を責めるだけ、と考えていたが、その点は違った。
割と契約者の生活を考えて提案しないと、という意気込みを持っている方がいたり、代理店内の保険勉強会などもしっかり行っており、そこは良い意味でGapがあった。自身も事故対応の勉強会の講師をさせてもらい、保険に詳しい事務担当という地位は得ることができた。
そのほか、転職後に苦労した点/後悔した点/不満な点
小さい代理店なので、社長(募集人でもあり、プレイングマネージャー)との距離が近く、優しくしてくれるのは良いが、仕事中にずっと話しかけられるのは今でも慣れない。事務作業をしているので集中したいが、どうでもよい話をずっとしており、こちらも無視はできないので。
あとは、転職直後の年収は事前に聞いていた金額なので納得しているが、このままずっと働いていてもほとんど年収が伸びないので、ボーナスが恋しくなることもある。
そのほか、転職して良かった点
とにかく、身体や精神がおかしくなる前に辞めて良かった。業務量も減り、今は落ち着いて生活して、色々自分の人生を考えることが出来ているので、その点は辞めて良かった。
転職満足度とその理由
星3つ ★★★☆☆
「身体や精神がおかしくなる前に辞めて良かった」に尽きる。親からも「明るくなった」と言われ、残業も少ないので、業務後に趣味や友人との交流を楽しむことができている。
ただ、「満足している」にしなかったのは、年収が上がらないので、このまま働き続けることは想像できないから。今後のことを考えて資格勉強して、また転職する予定。
これから転職する人へ一言
損保で楽しく働けている人が羨ましいです。楽しくない人も耐えれているならすごいです。尊敬します。私は無理でした。新卒の就活の際も、転職の際も、あまり何も考えずに決めてしまいましたが、それが失敗のもとだと思います。
損保業界を辞めようと思っている人は、なぜ新卒の就活を無駄にする結果になってしまったのか内省し、次は失敗しないようにしっかり人生戦略を決めてから転職活動をした方が良いと思います。ただ、身体や精神が壊れそうな人は手遅れになる前に逃げてください。
利用した転職エージェント
- doda
- 地元特化の転職エージェント
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